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社員のミスは環境調整で減らしましょう

企業向けカウンセリングについて

社員のミスは会社につきものです。

しかし個人を責めても意味はなく、特に、ADHD(注意欠陥/多動性障害)の傾向がある方は、予定の把握が苦手である方が多いです。

そのような「特性」に対して、怒るという「感情」をぶつけても解決になりません。

感情をいったん脇に置き、特性をふまえた環境づくりや対応をする必要があります。

生まれつき足が遅い人に「なんで遅いんだ!努力が足りないんだ!」と言っても意味がないですよね。

そのぐらい、本人にとって「うっかり忘れてしまう」はどうしようもない事なのかもしれません。

確かに叱れば「罰」の効果で一時的にミスは減るかも知れません。
ただすぐに元に戻ってしまいます。
なぜなら正解を学んでいなかったり、叱られた恐怖感で一時的に能力を超えるぐらいの集中で仕事をしているに過ぎないからです。

当然、効果は長くもちません。

人を責めても負のスパイラルになるだけで、どんどん悪い雰囲気になり社内に広がっていきます。

そのため考え方を「ミス=会社側のシステム不備」としてみることをおすすめしています。起きるきっかけ、問題を維持している要因も合わせて分析し、解決策を考えます。

具体的な分析方法などはまた書きたいですが、本人の特性や能力など「どうしようもないこと」が原因であれば、環境調整は必須ですし、一番手っ取り早いと言えます。

 

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この記事を書いた人

メンタル関係、発達障害の困りごと、心理士が解決します。 BTworkは、予防的な関わり(コンディション維持)+状態が進んでからの関わり(より専門的な対応が必要なレベル)の双方とも、個人・企業を問わず対応しています。

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