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カウンセリング事例

手洗いを1日何時間もしていたAさん

家族の病気をきっかけに手洗いを過剰に行うようになったケースです。

病気自体はありふれたものであり、どこで感染したか分かりません。もちろんAさんに責任があるわけではないのですが、「自分のせいで家族が病気になったのかも」と考えるようになりました。

 

以降、「家の物やあらゆる物に触った後、手に菌やウイルスがいる気がする」ため手を洗うようになります。次第に洗っても不安が減るのは一時的になり、何回も入念に、1日何時間も洗うようになってしまいました。手は真っ白になりますし、かかる時間も生活に支障をきたすレベルです。

 

面談ではAさんの「家族とまた楽しく生活をしたい。料理などもしたい」などの切実なお話を伺いました。

最終的な目標を「家族と以前のように生活する」と設定し、「菌やウイルスが付いていそうなもの」に触れて手を洗わずにそのまま過ごす練習をしました。はじめは面談室の中で「菌やウイルスがいそうなもの」から始め、ドアノブ、スリッパ、待合室の本など、Aさんにとって不安が低い対象から徐々にレベルを上げて行いました。

 

最初は「すぐにでも手を洗いたい」など訴える事がありました。しかし「しばらくすると不安が下がってくる」体験を重ねるにつれて練習もスムーズになり、ホームワークでも手応えを感じるようになりました。終盤は料理を行う課題も行え、「当初では考えられない進歩」という言葉も聞かれました。

 

終結時には帰宅時など必要時以外に手を洗うことはなくなり、かかる時間も正常な範囲内になりました。そのため以前と同じような生活を送ることができ、料理なども問題なくできるようになりました。

 

初回〜終結までの期間は、約4ヶ月でした。アフターフォローのための面談(再発していないか等の確認)も含めると半年ほどです。

 

このように菌・ウイルス・汚れなどへの不安からくる手洗いや消毒行為が過剰になり、自分自身ではコントロールができなくなるばかりか家族にも手洗いや消毒行為を求めるなど、周囲を巻き込むケースも多いです。

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