ほどよい不安は必要。でも高すぎると…?
不安は人間に本来備わっているものですし、経験を経て不安を感じるようにもなります。
自分は不安がゼロ!という人はいないはずです。
不安=悪というイメージですが、ほどよい不安があるから事前に準備をして、病気や事故、怪我を防げるわけです。
例えば「手洗い」
人はなぜ帰宅時やトイレの後、手を洗うんでしょうか?
理由を「不安」の観点で考えると、病気になりそうな不安が無くなる(下がる)からです。
不安があるおかげで病気を防いでいるんですね。
人間関係も同じで、不安がある=相手の事や自分の対応をよく考えてから動く、に繋がります。
もし不安ゼロで人付き合いをしたら、ちょっと怖いですね。
このように不安はデメリットばかりではなく、良い効果もあります。
でなければ無謀な行動ばかりになって、人類は絶滅しているかもしれません。
では反対に、不安が高すぎると何が起きるんでしょうか?先程の例も含めて書くと・・・
・一日何時間も手を洗っている
・何十回も戸締まりやガス栓を確認している
・人前での失敗などを考えすぎて他人と接することを避ける
・・・いくら不安を下げるためとは言え、生活に支障がでてしまいます。
ここまで来ると自分でのコントロールがなかなか効きません。
いわゆる「強迫性障害(強迫症)」「社交不安障害」と言われる状態になっているのかもしれません。
これを自力で治す事は非常に難しいです。
不安を下げる行動を手放すのは、とても怖く、1人ではできないと皆さんおっしゃいます。
そんな時こそ、私達プロの出番です。
もし不安が行き過ぎてしまい困っている方は、ぜひご相談下さい。
きっと、生活を楽にするお手伝いができると思います。